パブロ・ ピカソ ―版画の線とフォルム―
Pablo Picasso:peintre-graveur その線は、とまらない

企画展
パブロ・ ピカソ ―版画の線とフォルム―
Pablo Picasso:peintre-graveur その線は、とまらない
「帽子をかぶる女の顔」 1962年 リノカット 池田20世紀美術館蔵 ©2014-Succession Pablo Picaso-SPDA (JAPAN)

展覧会概要

パブロ・ピカソ(1881-1973)は20世紀を代表する美術家です。その創造領域は、絵画や彫刻のみならず、陶器や舞台装置、衣装などにいたるまで幅広く、超人的ともいうべき膨大な作品を残しています。版画でも早くからその才能をあらわし、多様な技法で豊かな創造力を発揮しました。

ピカソは人生のさまざまな場面で、つねに版画と向き合いました。パリに出てまもない1904年から本格的に銅版画を制作し、有力な画商ヴォラールに認められてエッチングやドライポイント、ビュラン、アクアチントなどに挑戦します。第二次世界大戦後は刷り師ムルロとの出会いを経て、数多くのリトグラフの傑作が生み出されます。最晩年を過ごした南フランスでは、リノカットの制作方法を独自に編み出して、多彩で豊穣な芸術世界を構築しました。生涯にわたって制作した版画の数は、確認されているだけでも2,000点を超えており、彼の芸術を語るうえで重要な位置をしめています。

本展は、生涯を通じて描き続けたピカソの版画の、繊細でリズミカルな線と湧き上がるフォルムに注目して、約200点の作品により、その魅力と表現の秘密に迫ります。

展覧会情報

会期:2014年4月12日(土)~6月15日(日)
前期:4月12日(土)~5月11日(日)
後期:5月13日(火)~6月15日(日)
※展示作品の一部は前期・後期で入れ替わります。

休館日:月曜日
※5月5日(月・祝日)と6日(火・振替休日)は開館
※5月7日(水)は休館

観覧料:一般=800(600)円、大学・高校生=400(300)円 、65歳以=400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金です。
※中学生以下は無料です。
※身体障がい者手帳または愛の手帳等をご持参の方と付き添いの方1名は半額となります。
※4/12(展覧会初日)と4/19(開館記念日)は入場無料です。

主催:町田市立国際版画美術館/東京新聞

企画協力:マンゴスティン

後援:スペイン大使館

開場時間:
火 ~ 金 午前10:00~午後5:00(入場は午後4:30まで)
土・日・祝日 午前10:00~午後5:30(入場は午後5:00まで)

巡回:足利市立美術館 2014年6月28日(土)~8月31日(日)

1.若き日のピカソ

故郷スペインをあとにパリに出て間もなくの1904年、ピカソは「 洗濯船(バトー・ラヴォワール) 」と呼ばれる安アパートに住み、熱心に版画と取り組みます。のちに代表作となる「貧しき食事」から1914年までの作品を紹介します。

2.第二次世界大戦まで

第一次世界大戦から第二次世界大戦へ、世界は戦乱の時代へと突入します。ピカソはついにパリを離れることなくこの激動の時代を生き抜き、画商ヴォラールのもとで『知られざる傑作』や『博物誌』といった大部の 版画集を制作するとともに、スペイン内戦の犠牲者を悼む「ゲルニカ」(マドリード、ソフィア王妃芸術センター蔵 ※本展では展示されません)を描きました。ここでは「ゲルニカ」と深いかかわりのある版画『フランコの夢と嘘』もご覧いただきます。

3.戦後~平和の時代へ

戦後、刷り師であるフェルナン・ムルロとの出会いから、ピカソはリトグラフに熱中します。世界平和会議 のポスターとして作られた「鳩」(1949年)はまさに平和を祈る画家の気持ちそのものでした。その他、見事な線の芸術である銅版画集『真夜中の馬たち』(1956年)やデッサンの上手さを発揮した『闘牛技』(1957年) といった代表作がならびます。

4.晩年の探究

南フランスの明るい太陽のもと、ピカソの創作意欲は衰えるところを知らず、版画や陶芸に打ち込みダイナミックな作品を残しました。探究心も旺盛で、リノカットの彫りすすめによる多色刷りという独特の手法を実現したのもこの頃です。

関連催事

講演会 (手話通訳付)

講師:松田健児(慶應義塾大学准教授)
日時:5月24日(土) 14:00~15:30
会場:1階講堂  先着 100 名
※聴講無料ですが、企画展ご観覧の方が対象です。

映画上映会「ミステリアス・ピカソ/天才の秘密」

ピカソ本人の全面的な協力を得て、制作過程を記録したドキュメンタリー。
1956 年フランス、 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督(字幕付き)
日時:5月18 日(日) 14:00~15:30(上映時間78 分)
会場:1階講堂  先着 150 名 ※入場無料

館長によるスペシャルトーク

日時:5月4日(日) 14:00~14:40
※観覧券が必要です。2階企画展示室入口付近からスタートします。

学芸員によるギャラリートーク

日時:4月20 日(日)、5月11 日(日)、6月8日(日) 14:00~14:40
※観覧券が必要です。2階企画展示室入口付近からスタートします。

プロムナード・コンサート

演奏:須山 暢大(すやま のぶひろ/ヴァイオリン)、中野 友裕(なかの ともひろ/ピアノ)
日時:6月1日(日) 13:00~/15:00~(各回 30 分程度)
会場:エントランスホール
※どなたでもご鑑賞いただけますが、お席のご用意はありません。

体験イベント ピカソも夢中!!「OH!はんが ≒ 凹版画(おうはんが)」

ピカソも使った版画の技法を、簡単に体験できます。
日時:6月7日(土) 13:00~16:30(最終受付16 時)
会場:エントランスホール
※参加無料、先着50 名。混雑時にはお待ちいただく場合があります。

プレスリリース

プレスリリースはこちらからご覧ください。

  • 芹が谷だより

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平日:午前10時〜午後5時
(入場は4時30分まで)
土・日・祝日:午前10時〜午後5時30分(入場は5時まで)

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町田市立国際版画美術館 〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1 連絡先 電話 042-726-2771/0860/2889