版画の見かた ―技法・表現・歴史―
展覧会概要
展覧会情報
会期 | 2021年9月25日(土)~ 12月5日(日) |
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休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般800(600)円 大学・高校生400(300)円 ※中学生以下無料 ※()内は20名以上の団体料金 ※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額 |
無料日 | 初日 9月25日(土)、文化の日 11月3日(水) |
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シルバーデー 65歳以上無料 |
毎月第四水曜日 10月27日(水)・11月24日(水) ※年齢確認ができるものをお持ちください。 |
各種割引
リピーター割引 | 一律:100円引 観覧券売場で本展の半券をご提示ください。 |
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ウェブクーポン割引 | 一律:100円引 観覧券売場でこちらの▶【クーポン画面】をご提示ください。 ※一画面につき、お一人様のみの割引です。 |
タクシー割引 | 一律:100円引 観覧券売場で当日のタクシーのレシートをご提示ください。 ※レシート一枚につき、お一人様のみの割引です。 |
パスポート割引 | 一律:100円引 観覧券売場で日本国以外のパスポートの表紙をご提示ください。 |
シェアサイクル割引 | 一律:100円引 観覧券売場でシェアサイクルのアプリの利用履歴画面をご提示ください。 ※シェアサイクルについては▶【こちら】 |
お客様の安全と安心のため、マスクの着用にご協力ください。
※状況により会期や無料日などを変更する場合があります。
ご来館前に当館ホームページ、SNS をご確認ください。
展覧会の構成
第1章 版画の技法
版形式と版種ごとに、版画の技法を紹介します。印刷の仕組みの違いによって、版画は凸版、凹版、平版、孔版の四つの形に分けることができます(版形式)。さらに版の素材や道具の違いから、木版・銅版・石版(リトグラフ)・スクリーンプリント等の種類に分けることができます(版種)。そして各版種はさまざまな表現を作り出す多種多様な技法を持っています。作品だけでなく版そのものや使われる道具、制作の過程にも注目します。
第2章 版画の表現
版画の技法から生まれる多種多様な表現を、いくつかの視点から紹介します。まず最もシンプルな絵の構成要素である点と線、これらの組み合わせによって生まれる階調です。さらに手彩色や複数の版による鮮やかな色彩など、版画はどのように表してきたかを、その魅力とともに解説。続いて肖像や風景などの主題ごとに各版種の作品を見比べたり、作家独自の発想や観点から生まれた作品にスポットを当てたりすることで、版画の多様な表現の世界を探訪します。
第3章 版画の歴史
古今の版画のつながりを、版画の本性に着目することで浮かび上がらせます。ひとつは古くから人々の信仰心と結びついてきた版画の宗教性。仏教・キリスト教の初期の作例と現代作家の作品の対対照によって、版画の見かたの可能性を探ります。最後にさまざまな情報を絵にして広めることのできる版画の記録性に触れつつ、古今の版画を有する町田市立国際版画の「蔵」としての役割も紹介します。
こちらで動画で版画の予習・復習▶【動画で見る 版画のつくりかた】
関連イベント
ⅠとⅡの制作体験は有料観覧券・招待券(半券可)と当日12時30分から一階受付で配布する整理券をご用意のうえ、各会場の入り口にお集まりください。
Ⅰ. 版画の考えかた ―記念講演会―
11月28日(日) 14時~15時30分
講師:gnck(評論家)
会場:講堂
定員:60名
Ⅱ. 版画の作りかた ―制作実演・体験制作―
10月 9日(土) 謄写版 講師:神崎智子(版画家)
10月23日(土) 木版画 講師:石橋佑一郎(版画家)
11月13日(土) 銅版画 講師:田沼利規(画家/版画家)
各日14時から1時間30分程度
会場:講堂
定員:各日10名(体験制作・先着順)※見学自由
Ⅲ. 版画の楽しみかた ―ギャラリートーク―
①10月17日(日) ②11月21日(日) ※各日14時から30分程度
講師:藤村拓也(担当学芸員)
会場:企画展示室
※当日有効の観覧券をご用意のうえ、会場入り口にお集まりください。
Ⅳ. 音の楽しみかた ―プロムナードコンサート―
11月20日(土)①13時~ ②15時~ ※各回30分程度
演奏:江澤隆行(ピアノ)
会場:エントランスホール
申込不要・参加無料
※新型コロナウイルス感染症対策のため
入場を制限する場合があります。
同時開催
ミニ企画展「描かれた文学 ドラクロワとシャセリオー」
2021年9月15日(水)~12月5日(日)常設展示室 入場無料