浮世絵モダーン 橋口五葉と伊東深水を中心に
ミニ企画展
無料
展覧会概要
7月10日から9月12日まで開催の「浮世絵風景画展」に出品の川瀬巴水(かわせ・はすい、1883-1957)と関連のある、橋口五葉(はしぐち・ごよう、1881-1921)と伊東深水(1898-1972)の版画を中心に紹介します。
二人は、大正から昭和前期にかけて、浮世絵版画とおなじように版元・画家・彫師・摺師が協同して制作出版する、「新版画」と呼ばれる多色摺木版画を制作した画家です。その作品は浮世絵版画の伝統を継承しつつ、それを超克する表現を見せる近代の芸術作品として制作されました。
本ミニ企画では、そのような新版画を「浮世絵モダーン」と称し、約40点展示します。
展覧会情報
会期 | 2021年6月30日(水)~9月12日(日) |
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休館日 | 月曜日 ※ただし8月9日(月・振休)は開館し、8月10日(火)は休館。 |
- 出品作品リスト PDF[343KB]
主なる出品作品
橋口五葉
《髪梳ける女》
1920年、木版、43.9×32.5cm
橋口五葉
《耶馬渓》
1918年、木版、37×50.1cm
伊東深水
《新美人十二姿 浴衣》
1922年、木版、41.5×24cm
伊東深水
《近江八景 矢橋》
1917年、木版、19.8×29.8cm
山村耕花
《梨園の華 十三世守田勘彌のジャン・バルジャン》
1921年 木版、40.3×27.3cm
小早川清
《近代時世粧ノ内 瞳》
1930年、木版、46×27cm