吉例浮世絵大公開! 三代豊国と歌川派
展覧会概要
三代歌川豊国(うたがわとよくに、1786-1864)は、幕末の浮世絵界を代表する絵師の一人です。はじめ国貞(くにさだ)の名でデビューし、流行を敏感にとらえた画風で一躍庶民の人気を集めました。
その後、弘化元年(1844)に豊国の名を襲名、華やかな役者絵や艶麗な美人画を得意とし、一門を率いて膨大な数の作品を制作しました。
その弟子筋からは「明治の写楽」と呼ばれた豊原国周(とよはらくにちか、1835-1900)や、美人画の名手であった楊洲周延(ようしゅうちかのぶ、1838-1912)といった、明治時代の浮世絵界のスター絵師たちが輩出されています。
本展では、三代豊国とその一門による浮世絵約120点を一堂に展示します。役者達の姿を鮮やかに描き出す『見立三十六歌撰(みたてさんじゅうろっかせん)』、風景画の名手である歌川広重(うたがわひろしげ、1797-1858)との共作『双筆五十三次』など、粋で清新な作品の数々をぜひお楽しみください。
展覧会情報
会期:
2014年3月8日(土)~30日(日)
休館日:
毎週月曜日
会場:
企画展示室1
観覧料:
一般=600(500)円
大・高生と65歳以上=300(200)円
※( )内は20名以上の団体料金です。
※身体障がい者手帳または愛の手帳等をご持参の方と付き添いの方1名は半額となります。
※展覧会初日3/8(土)は入場無料です。
※中学生以下は入場無料です
関連催事
プロムナードコンサート
日時:3月16日(日)
①午後1時~ ②午後3時~ 各回30分程度
演奏:高橋里奈(ピアノ)
※どなたでもご鑑賞いただけます。お席のご用意はありません。
ギャラリートーク
いずれも午後2時~
①館長によるスペシャルトーク …3月23日(日)
②学芸員によるギャラリートーク … 3月15日(土)、21日(金・祝)
※観覧券が必要です。2階企画展示室入口にお集まりください。
美術館で語りあおう ―トークフリーデー
「鑑賞のための静けさ」よりも作品をめぐる会話を楽しんでいただこうという試みです。
小さなお子さま連れの方も気兼ねせずにぜひご入場ください。
日時:会期中の水曜・土曜日
プレスリリース
プレスリリースはこちらからご覧ください。
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