没後60年記念 恩地孝四郎とその周辺
ミニ企画展
展覧会概要
恩地孝四郎(おんち こうしろう、1891-1955)は1910年代前半(大正初期)から第二次大戦後の1950年代半ばまで、常に日本の版画界の中心にいて、リーダー的な存在として活躍した版画家です。さまざまな感情や印象、感覚を都会的でモダンな作風の木版画に表現しました。没後60周年にあたる本年、収蔵作品のなかから恩地の作品37点を制作年代順に展示し、その仕事を振り返ります。
今回の展示では、他に1914年創刊の版画と詩の雑誌『月映』(つくはえ)の仲間や1936年に出品して会員に推挙されて以来出品をつづけた国画会の版画部初期同人、1939年から自宅で始めた版画研究会「一木会」のメンバーらの作品も展示して、周辺から恩地孝四郎の作品を浮き上がらせます。
展覧会情報
※下記のとおり会期が変更となりました。
会期:2015年10月31日(土)~12月24日(木)
恩地孝四郎とその周辺 リーフレット PDF[271KB]