両大戦間のモダニズム:1918-1939 煌めきと戸惑いの時代
企画展
ジャン=エミール・ラブルール《前線の小さな売り子たち》1917-21年(?)(1921年以降の刷り)、エングレーヴィング、当館蔵
ふたつの世界大戦の狭間にあたる1920-30年代の版画に着目する展覧会。キュビスムやアール・デコの挿絵本、ドイツ表現主義の木版画、ロシアの絵本、シュルレアリスムの実験的な銅版画等を展示し、人々の期待と不安が入り混じったモダニズムの時代の版画を概観します。あわせて第一次世界大戦(1914-1918)を経験した作家が平和への祈りを込めた版画や、第二次世界大戦(1939-1945)の戦禍を逃れて渡米した「亡命芸術家」の作品など、現代的な意味を持つ作品も紹介します。
主な出品作品
ジョルジュ・ルオー『ミセレーレ』より《わがうるわしの国、今いずこ?》1927年、フォト・グラヴュール、シュガー・アクアチント、ドライポイント、当館蔵
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
藤田嗣治 《帽子をかぶった少女と小鳥》 1932年頃、木版画、当館蔵
© Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
ハンナ・ヘーヒ《メルツビルト》1923年、コラージュ、当館蔵
© VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
マン・レイ『回転扉』より《長距離》1926年、ステンシル、当館蔵
© MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
マックス・エルンスト『現代作家がみたアルチュール・ランボー』より《無題》1961年、エッチング、アクアチント、当館蔵
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
スタンレー・ウィリアム・ヘイター、ジョアン・ミロ(共作)《無題》、1947年、エングレーヴィング、当館蔵
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
© Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3487
展覧会情報
展覧会名 | 両大戦間のモダニズム:1918-1939 煌めきと戸惑いの時代 |
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会期 | 9月14日(土)~12月1日(日) |
会場 | 企画展示室1、2 |
観覧料 | 一般800(600)円、大・高生400(300)円、中学生以下は無料 *身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者 保健福祉手帳をご提示の方と付き添いの方1名は半額 |
無料バス
シルバーデー(9/25、10/23、11/27)のみ無料送迎バス運行
NEW(2024年3月15日公開)