デジタル・インターコネクション2012 第一部
『インディーズ・ゲームの世界にようこそ!』
イベント概要
■現代は、ソーシャル・メディアの時代と呼ばれます。それは、従来の一方向的な情報やデータの流通だけではなく、多くの人たちが各種のソーシャル・メディアを通じて自由に情報を発信/交換し、それによって各種のムーヴメントを起こすことができる時代を指します。中でも「ソーシャル・ゲーム」の人気は高く、ネットワークに接続されたパソコン、スマート・フォンなどで、膨大な数の参加プレーヤーとコミュニケートしつつ、課題をクリアすることを目指すものなどが広く人気を集めており、今日の主要なエンタテインメントの一つとなっています。
他方、「ソーシャル・ゲーム」は、巨大な商業モデルでもあります。それゆえ、ゲームを進めるために有償のアイテムが多数必要であったり、高額な課金を支払うように誘導するものもあるなど、社会的に問題視される状況にもあります。今回の企画では、2日間にわたり、上記のような「ソーシャル・ゲーム」の現状を念頭において、それとは別の在り方である「インディーズ・ゲーム」を取り上げ、その可能性を探ります。
現代の世相や文化、新しいテクノロジーなどにご興味のお持ちの方々なら、どなたでも楽しんでいただける内容です。皆様のお越しをお待ちしております。
■「インディーズ・ゲーム」とは、個人が場面やストーリーやキャラクターを自由に構成できることから、メジャーなゲームの画一的なストーリーや様々な設定に飽き足らない人たちが制作、公開しているオリジナルなゲームです。
今回のイベントの1日目、10月27日には、『インディーズ・ゲームとは何か?』と題して、メジャーな商用ゲームとは別の選択肢である「インディーズ・ゲーム」の多様な世界を、映像を使ったパネル・ディスカッションによってご紹介いたします。
また、2日目、10月28日には、『ゲームとキャラクターは自分で作ろう』と題したプレゼンテーションで、「インディーズ・ゲーム」の初歩的な制作方法を、具体的に、わかりやすく解説していただきます。
イベント情報
主催:町田市立国際版画美術館
10月27日(土)
14:00~16:00
パネル・ディスカッション 『インディーズ・ゲームとは何か?』
・永江 孝規(東京工芸大学メディアアート表現学科教授)
・牧 周作(サウンドプロデューサー)
・箕輪 裕(司会進行/町田市立国際版画美術館学芸員)
10月28日(日)
14:00~16:00
プレゼンテーション 『ゲームとキャラクターは自分で作ろう』
・永江 孝規(東京工芸大学芸術学部インタラクティブメディア学科教授)
・東京工芸大学芸術学部インタラクティブメディア学科 永江ゼミ
お問合せ
国際版画美術館 学芸係
電話 042-726-0860、ファクス 042-726-2840