版画との出会い
ミニ企画展
仏教版画からポップアートまで
展覧会概要
もとになる<版>を作って刷ることで、何度も同じ図柄を作ることができるのが版画です。みなさんがふだんよく目にする印鑑やスタンプ、それらは文字ですが、それも<版>です。ですから、版をつかったものは私たちのみぢかにあります。学校の美術の時間に版画を作ったことがある人も多いことでしょう。
このミニ企画展では、日本のものから外国のものまで、古いものから新しいものまで、いろいろな版画を展示しました。作り方もさまざまです。なかにはみなさんが知っている版画のイメージとはずいぶんちがう作品があるかもしれません。版画にはほんとうにいろいろなものがあることを実感していただければうれしいです。簡単な<ひとこと解説>をつけました。参考にしながら、ゆっくりお楽しみください。
本展では、棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」より「文殊菩薩」「普賢菩薩」など4点、歌川広重「保永堂版 東海道五拾三次」より有名な「日本橋 朝の景」ほか1点、さらに、おなじみのデューラーやリキテンスタインなど、当館収蔵品を代表する名作の数々が展示されています。どうかこの機会をお見逃しなく!
展覧会情報
会場
常設展示室
会期
2011年1月5日~4月3日(日)
観覧料無料