家族の肖像―絆をみつめて
ミニ企画展
無料
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ワルワーラ・ブブノワ(1886-1983)
「海辺で」 1930年頃 リトグラフ(多色)
家族の肖像―絆をみつめて
展覧会概要
アルブレヒト・デューラー(1471-1528) 「聖母子と王冠を捧げる二人の天使」 1518年 エングレーヴィング
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恩地孝四郎(1891-1955) 「母と子」 1917年 木版
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谷中安規(1897-1946) 「虎ねむる」(『白と黒』41号) 1933年 木版(多色)
家族―それは私たちにとって、もっとも身近な存在です。楽しいにつけ、悲しいにつけ、一緒に笑い一緒に泣き、大変なときには支えあう、それが家族です。また反面、あまりに身近すぎてその存在が当たり前のことのように感じられ、ありがたみを忘れてしまうこともあるでしょう。
けれども、東日本大震災以来、あらためて人と人との絆が問い直されています。平凡な日常生活のなかでは気づかない家族の存在の大切さが、危機の中にあって見直されているのではないでしょうか。
この展示では、16世紀前半から現代日本まで、版画に描かれてきた家族の肖像によって絆をみつめ直します。ぜひご覧下さい。
展覧会情報
会場
町田市立国際版画美術館 常設展示室
会期
2012年4月4日(水)~6月17日(日)
休館日
月曜日、ただし4月30日(祝)開館、5月1日(火)休館
開場時間
平日 10:00~17:00(入場は16:30まで)
土・日・祝日 10:00~17:30(入場は17:00まで)
観覧料 無料