版画の彩展2015 第40回全国大学版画展
The 40th Annual Exhibition of the Japan Society of Printmaking
展覧会概要
日本全国の美術大学、教育系大学、専門学校49校より、学生による版画の力作243点がずらりと並びます。
「40回記念シンポジウム」や「公開セミナー」のほか、抽選で素敵な作品が当たる観客賞の投票や、大人気の学生作品販売もあります。ぜひお楽しみに!
主催者からのメッセージ
版画学会は「日本の美術大学における版画教育の進歩発展と、版による造形表現の研究を目的として1976年に発足し、その活動は40年近くにおよんでいます。町田市立国際版画美術館は1987年の開館以来、この版画学会との共催により、全国大学版画展を毎年実施してまいりました。
学生とその指導者にとって、本展は年に一度の成果を問う重要で貴重な機会となっております。出品される学生の作品は版画や美術の概念そのものへの意欲的な挑戦や社会へのメッセージを含み、優れた表現を見せるものでもあります。その意味で、限りなき可能性を秘めた展覧会であり、進化し続ける版画の将来を計る催しと言えるでしょう。
本展は次代を担う若い人々の発表の場にとどまらず、「美術館」「大学」「地域」がまさに有意義な連携を図る場という側面も兼ね備えています。抽選による版画プレゼントや学生の版画作品を販売するコーナーなど、さまざまなイベントは町田市民や版画ファンのあいだに定着し、ご好評をいただいております。
40回目を迎える全国大学版画展が、本年もまた版画と人とをつなぐ創造的な場として生かされることを願っております。
展覧会情報
会期:2015年12月5日(土)~12月20日(日) 月曜休館
平日:10:00~17:00 (入場は16:30まで)
土 日 祝日:10:00~17:30 (入場は17:00まで)
入場無料
主催:町田市立国際版画美術館/版画学会
内容:美術大学・教育系大学・短期大学・専門学校の全49校から出品された学生の版画243点を展示いたします。
関連催事
40回記念シンポジウム「大学版画展の40年、そして未来へ」
司会:三木哲夫(兵庫陶芸美術館 館長)
パネリスト:池田良二、木村秀樹、小林敬生、中林忠良、吹田文明
12月5日(土)14:30〜16:00 会場/1階 講堂
※聴講は無料です。
公開セミナー「製本のワークショップ」
講師:西尾 彩(ブックバインダー)
12月6日(日) 13:00〜16:30 会場/1階アトリエ
※自由に見学できます。
「観客賞」投票の方に、抽選で版画をプレゼント
「観客賞」の投票に参加いただいた方の中から、抽選で5名様に作品をプレゼント。下記の版画家の作品のうち、いずれかが当たります。(50音順・敬称略)
池田良二 木村秀樹 小林敬生 中林忠良 吹田文明
あなたのお部屋に版画はいかが?~学生作品販売
エントランスホールで学生の版画作品を販売します。
「本物」を手に入れるチャンスです。お早めにどうぞ!
同時開催
「没後60年記念 恩地孝四郎とその周辺」
2015年12月24日(木)まで
入場無料