プロムナード・コンサート「連弾で奏でる音色のアート」
企画展「版画ってアートなの?」 の関連イベントとして、美術館のエントランスホールで、コンサートを開催します。どなたでも、無料でご鑑賞いただけます。
※お座席は90席程度になります。(立ち見での鑑賞もできます。)
日時
2025年9月6日(土)
第1部 13時から
第2部 15時から
(各回30分程度)
プログラム配布時間
第1部 12時30分から
第2部 14時30分から
会場
町田市立国際版画美術館1階 エントランスホール
演奏
ピアノデュオ 林崎ハーゲマン(林﨑 祥子、ミヒャエル・ハーゲマン)
ブラームスの「愛の歌ワルツ集」を、アレクサンダー シュムスキー氏の指揮する合唱団カメラータ ヴォカリス チュービンゲン(ドイツ)とのスイス、イタリア演奏旅行にてデビュー以来、ピアノデュオ結成40年。スタンダードなレパートリーは勿論、献呈された現代曲、数々の知られざる曲や作曲家を発掘したり、文学作品、美術作品と音楽を組み合わせたプロジェクトなど、多彩な活動をしている。その一例として、CD「アルマとヨゼフ」は、ORF(オーストリア放送局)から、「パスティッチョ賞」を受ける。その裏には、精力的なリサーチがあり、その結果がCDのブックレットに反映。また、ウィーンのオーストリア国立図書館や、スイス、トリプシェンのワーグナー博物館、レイキャビックのノルディックハウス等、歴史的な場所での公演で、インスピレーションを受ける。
2023年に開催された、「女性作曲家フェスティバル」参加依頼にちなんで、幻のピアニストであり作曲家の、レオポルディーネ ブラヘトカの「グランドデュオ」を世界初録音でリリース。同年の、「ドイツレコード批評家賞」に、ノミネートされた。2025年8月、彼女がこの曲を作曲した北フランスの街ブローニュ=シュル=メールにてフランス初演。
演奏者「ピアノデュオ 林崎ハーゲマン」
プログラム
※第1部、第2部とも同じ曲目を演奏予定です。
ヨハン シュトラウス(1825-1899)
ワルツ 「春の声」op.410
イグナッツ モシェレス(1794-1870)
和声的音階による毎日の練習 op.107
全ての長短調における、59の個性的ピアノ連弾曲より
Nr.10 Andantino espressivo へ長調
Nr.33 Allegro Agitato 嬰ヘ短調
Nr.17 Allegretto scherzoso ホ短調
Nr.53 Adagio 変ト長調
Nr.59 Allegro energico 半音階スケール
ミヒャエル フランク ハーゲマン (1961*)
「スクランブル交差点」(1998) より
1. 青: 押し合いへし合い
©Klaus Herzer「スクランブル交差点」2004年作
ジョン パルマー (1959*)
3つの想像上の会話 (2013) Nr.1
レオポルディーネ ブラヘトカ(1809-1885)
ピアノ連弾の為のグランドデュオ op.47 嬰ヘ短調 より
IV. フィナーレ: Allegro vivace