ベスト・セレクション ―町田市立国際版画美術館の名品
展覧会概要
町田市立国際版画美術館は1987年の開館以来27年が経過し、施設の修繕が必要となったため、この3月より休館し、空調設備等の工事を行ってきました。
修繕後のリフレッシュ・オープンとなる本展では、当館を代表する古今東西の版画の名品約180点を紹介いたします。デューラー『小受難伝』や歌川広重『東海道五拾三次』などシリーズものを中心とした、バラエティに富む見ごたえある展示です。
「版画の歴史の流れが理解できるコレクション」を目標に続けてきた収集活動の成果をご覧ください。
展覧会情報
※下記のとおり会期が変更となりました。
会期:
2015年10月31日(土)~11月23日(月・祝)
祝日を除く月曜休館
開場時間:
平 日 10:00~17:00(入館は16:30まで)
土・日・祝日 10:00~17:30(入館は17:00まで)
観覧料:
一般 600(500)円/ 大学・高校生と65歳以上 300(200)円
※中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※展覧会初日10/31(土)と文化の日11/3(火・祝)は入場無料
※身体障がい者手帳または愛の手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は半額です。
ベスト・セレクション―町田市立国際版画美術館の名品 ちらし PDF[1.06MB]
「名品紹介」の作品が実物で登場!
※作品をクリックすると解説をご覧いただけます。
名品紹介のページへ >>まだまだあります! 町田市立国際版画美術館の名品
山口啓介「炭素の船」 1990年 エッチング
3mをこえる大作。そのスケールと迫力を体感して下さい!
アルブレヒト・デューラー『小受難伝』1511年刊 木版
全37点を一堂に展示。凝縮された画面で、キリストの生涯が劇的に展開していきます。
トマス・ショッター・ボイズ『パリ、ガン、アントワープ、ルーアンなどのピトレスクな建築』1839年刊 リトグラフ
リトグラフの多色刷りの初期の傑作です。淡く微妙な色彩は実物でなければ味わえません。
ほかにも、マルク・シャガール、ホルスト・ヤンセン、アンゼルム・キーファー、村上友晴、百瀬寿らの作品約180点を展示します。
関連催事
第17回ゆうゆう版画美術館まつり
チャリティ・アートバザールや木版摺り体験など、楽しい企画をご用意してお待ちしています。日時 | 11月7日(土)10:00-15:30 11月8日(日)10:00-15:00 |
ギャラリートーク
観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室入口にお集まりください。■ 村田哲朗館長によるスペシャルトーク
日時 | 11月15日(日) 14:00から45分程度 |
■ 学芸員による作品解説
当館学芸員が担当する分野の作品についてじっくり解説します。
日時 | 内容 |
11月1日(日) | 浮世絵+19世紀のリトグラフ(村瀬可奈・和南城愛理) |
11月7日(土) | 20世紀の西洋版画(高木幸枝) |
11月23日(月・祝) | デューラー+近現代の日本版画(藤村拓也・滝沢恭司) |
※各日14:00から45分程度
プロムナード・コンサート
演奏 | 後藤(ごとう)泉(いずみ)(ピアノ) |
日時 | 11月14日(土) ①13:00 ②15:00 (各回30分程度) |
会場 | エントランスホール |
※どなたでもお聴きになれます。
お座席の用意はございません。
プロムナード・コンサート>>
わくわく★スタンプ ~ありがたい「おふだ」を摺(す) ってみよう!~
出品作品の「釈迦(しゃか)修造(しゅうぞう)勧進(かんじん)札(ふだ)」をスタンプにしました。来館の記念にどうぞ。
同時開催 没後60年記念 恩地孝四郎とその周辺
会場 | 常設展示室 ※入場無料 |